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ボールジャグリング教本 第0章 始める前に

2007.5 Juggling教本を大幅にリニューアルいたしました。
こちらは旧版になりますので、最新版は以下のページを参照してください。
Juggling 教本

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§5 この本の使い方

くれぐれも注意しておきますが、

この教本を最初から1ページずつ順番に読んでいこうとはしないで下さい。

そもそも教則本とは、物事を基礎から順序だてて教えていくものですから、1ページずつ読み進めていけば次第に理解も深まり、技術も習得できるというものです。しかしこのジャグリングの教本に限ってはこれは正しくありません。

まず全くジャグリングをしたことがない初心者の方なら何を置いても"始める前に"と"3ボールカスケード"の章を読みましょう。ここにジャグリングの基本が全て書いてあります。

もしそれがマスターできたら、あとの順番は自由です。この本をパラパラとめくって、自分が興味を持ったものを好きな順序で練習していってください。この教本は数あるジャグリングのトリックやパターンをできる限り系統立てて配列しようとしていますが、それはくれぐれも"難易度の順"に並んでいるわけではありません。中には上級者であってもなかなかできないような難しいものもありますし、誰でもできてしまうようなばかばかしいアイデアもあります。この教本はいわばジャグリングの百科事典のようなものだと納得してください。どんな順番で読んでも、どんな順番で練習を始めても、それはあなた次第です。

ジャグリングの技を習得する過程というのは1つを完成させて、さあ次にと進んでいくものでは決してないのです。ジャグリングはお互いに密接に関連しあっているものですから、ある技の練習が自然に別の技の上達を促すことがよくあります。以前まで全然できなかった技が、ある程度別の技を習得してからやってみたらびっくりするほど簡単にできてしまうと言う経験は誰もがすることでしょう。一通り基本的な技に目を通してみて自分の気に入ったものをつまみ食いしながら練習してみる事をお勧めします。それがある程度できるようになったらそれを発展させた技に挑戦したり、また別の基本技を練習していくとよいでしょう。

技の難易度に関しては参考のために技の解説の最初に"初級"、"中級"、"上級"という3つのランクをつけておきました。しかしこれはあくまで著者の個人的な意見で、これがジャグリングの技の標準的な難易度だとは思わないで下さい。そもそもジャグリングの技の難しさというのは非常に主観的なもので、ある技がある人にとってはとても簡単にできたり、逆にとても難しく感じたりする事は良くある事なのです。さらに言えばジャグリングは必ずしも簡単なものから順番に練習していかなければいけないものではありません。上にも書いたようにちょっと背伸びをして難しい技の練習をする事が、他の技の上達を後押しする事もよくあります。

この教本の最初では3個から7個までのボールで行なう基本的なパターンについてまずざっと解説してしまいます。その後は主に3ボールのトリックやパターンを紹介していきます。最初に基本パターンを解説する理由の1つは基本パターンの解説は多くの部分で共通する点が多いからです。またある個数のボールの基本パターンがどのように構成されるのかということに関して知識をもっておくことは価値のあることです。このような構成上、3つの基本パターンの後にいきなり4つや5つのボールの解説が登場します。これらは最初のうちは眺める程度にしておきましょう。3つのボールの基本ができたら、3つのボールを使ったトリックやパターンを探して、それを練習するのが順番としては適当でしょう。

この本の中には所々に皆さんの興味を引く話題や、ジャグリングのコツを散りばめていたりします。また本のいたるところに素敵なイラストが書いてあります。。練習のための教則本としてだけではなく、読んで楽しい、見て楽しい、ジャグリングの読み物としても楽しんでください。

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ボールジャグリング教本 第0章 始める前に
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